体の柔軟性を高めるメリット&方法

体の柔軟性を高めるメリット&方法

「体が硬い」「柔軟性を上げたい」というお悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。
柔軟性は生まれ持った関節の構造や筋肉の質によって個人差が出やすいものです。
しかし、体が硬くなる原因の多くは日々の生活習慣や運動習慣にあります。
日々の過ごし方を見直すことで柔軟性は改善できます。
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そもそもなぜ体を柔らかくすることが重要なのか?
筋肉・関節のケガ予防
柔軟な筋肉は運動時の衝撃を吸収し、関節への負担を軽減します。体が硬いと、運動中に筋肉や関節に過大な負荷がかかり、怪我の原因となります。
よい姿勢を保ちやすくなる
体の一部が本来あるべき柔軟性を失っていると、体の別の部分がそれを過度に補ってしまう。
そうなると、よい姿勢を保つことが難しくなるというのだ。
正しい筋群の柔軟性の向上は、体がよい姿勢を維持する上で重要な役割を果たします。
例えば、胸や肩の筋肉が硬く、動きに制限がかかっていると、肩や首が前方に引っ張られ、背中が丸くなります。
これは姿勢に影響し、慢性的な痛みにつながる可能性があります。
むくみの改善や疲労回復
ストレッチのメリットとして、むくみの改善や疲労回復も挙げられます。
なぜなら、リンパ節まわりの柔軟性が向上すると老廃物が流れ、むくみの改善が期待できるからです。
特に下半身のむくみが気になる場合は、下半身全体の柔軟性を向上させるストレッチが効果的です。
運動能力の向上
柔軟性の向上は各関節の可動域を広げ、スポーツなどの複雑な動作がスムーズになります。
これにより、理想的な角度や身体のバランスでスポーツを行う事が出来る為、パフォーマンスの向上が期待できます。
ストレス緩和
筋肉が緩まる事により副交感神経優位な状態になります。
副交感神経はリラックス効果を高めストレスが溜まりづらくまた、睡眠の質も向上します。
体を柔らかくする「柔軟ストレッチ」
首の横のストレッチ
座った状態で体を真っ直ぐにし、頭を右側に傾け、右手を左側の耳に添えます。
力は加えず、腕の重みで首の左側を伸ばしましょう。
鼻から大きく息を吸い、吐く息で首の力を抜き、首の伸びを深めます。
反対側も同様に行います。
肩のストレッチ
右手を上げて、左肩の方に下ろします。
左手を上げて右の肘に添えます。
息を吐きながら右肘を斜め左下に向かって押し、右の肩甲骨の伸びを深めます。反対も同様に行います。
ハムストリングス・ストレッチ
仰向けになって膝を曲げ、足の裏を床につける。
それぞれの手でストレッチバンドの端を持ち、片方の足に引っかける。その足をできるだけまっすぐに伸ばす。
ハムストリングスが伸びるのを感じるまで、バンドで足をそっと手前に引く。30〜60秒キープする。その後、足を軽く床につけ、もう片方の足で繰り返す。
片脚前屈
座った状態で、脚を前に伸ばします。
左膝を立てて曲げ、膝を左側に倒します。左の足裏が、右足の内腿につくようにします。
骨盤を立て、上半身を倒しながら両手で右足のつま先をつかみます。
つらい方は足首やふくらはぎをつかみ、余裕がある方は両手を足裏で組みましょう。
呼吸を行いながら、数秒キープし、反対側も行っていきます。

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