普段、自分がどんな姿勢や歩き方をしているか、意識したことはありますか?
実は、姿勢や歩き方はその人の第一印象を決めてしまうのはもちろん、脚のラインまでにも影響を与える大切なもの。
ここでは、日常生活のなかで出来る美しい歩き方をご紹介します。
正しい歩き方を実践することにより、全身の筋肉をバランス良く使って身体のゆがみをととのえ、気になる腰痛、肩こり、膝痛の改善や、脚痩せにも効果あり!
歩く際に、ほんの少し身体の使い方を意識するだけで良いこと尽くめなんです。
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1.まずは姿勢をととのえる
美しい歩き方は、正しい姿勢から。
理想的な姿勢は、背骨の真上に頭がある状態です。
肩の力を抜いて上半身を開き、目線は少し上に向けて、あごを引きます。
ポイントは、お尻の筋肉に力を入れて肛門をキュッと引き締めることと、上半身を引き上げるように意識すること。
また、足の親指、小指、かかとの3点でしっかり地面を踏みしめ、かかとに重心を置くようにすると、前のめりになってしまうのを防ぐことができます。

2.ポイントは重心・歩幅・つま先~正しい歩き方の基本~
重心は後ろに
前に重心をかけるとおのずと前のめりになり、前傾姿勢になってしまいます。
後ろ重心を意識することで、自然と胸を張り、目線を高く保ちながら歩くことができます。
歩幅はやや広め
女性は小股でちょこちょこと歩く人が多いですが、大人女子は堂々としっかり歩くことを心がけましょう。
股関節から足を大きく動かすことでエネルギー消費量もアップし、ダイエットにも繋がります。

つま先は進行方向に
両方のつま先が進行方向に向いているのが、正しい足の状態です。
片足立ちをした際、つま先は内向きでも外向きでもバランスが取りづらいはず。
つま先がまっすぐになると自然に下半身が安定し、膝もまっすぐ出しやすくなります。
手の振りにも気を配る
この歩き方では、よくあるウォーキングスタイルのように手を大きく振るのではなく、日常でも自然に美しく見えるようにします。
腕はまっすぐ伸ばし、後ろ側だけに振って戻すようにしましょう。

目線を上げてリズミカルに
目線が下がっていると、どうしても猫背気味になってしまいます。
目線を上げて、まっすぐ前を見て歩くことを心がけましょう。
また、自分の中でリズムをとりながら、気持ち速めに歩いてみると、自然と身体が綺麗な姿勢をとってくれようとします。
堂々と歩いていると気持ちも上向きになるので、ぜひ実践してみてください。
