健康で過ごすためには運動を習慣化させることが大切です。その一方で、忙しさや面倒さなどのハードルを感じ、運動の習慣化を難しく感じている人も多いのではないでしょうか。
一般的に「運動習慣がある」とは、「1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上続けている」ことを指します。
今回は、運動を続けるためのコツをご紹介します。
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最初の3週間が肝心
これまで行ってこなかった運動をいきなり習慣化しようとすると、慣れない活動への疲れや違和感を感じる方が多いです。
個人差もありますが、基本的に活動の習慣化には約3週間かかると言われています。
そのため、最初の3週間で違和感を頑張って乗り越えられるかどうかが重要になってきます。
3週間の使い方として、まず1週間はお試しで運動をしましょう。
2週目はその運動を継続的に行うことに注力し、3週目は本当に今後継続できるかどうかを判断する週にする、といった心持ちで取り組むと良いでしょう。
また継続が困難だった場合、3週間も続けられないことは難易度が高いなど運動の内容自体に問題がある可能性が高いので、プログラムを再度検討してみることをおすすめします。

楽しんでできる運動をする
健康のためという義務感だけで運動を続けることに苦しさを感じてしまう方は一定数いらっしゃいます。
例えば走るのが苦手なのに毎日ジョギングをしなければならないというのは精神的にも負担が大きいかと思います。
景色を楽しみながらのんびり行なえる散歩など、ご自身が楽しんで続けられる運動を選びましょう。

コツコツと簡単な運動を積み重ねる
運動をしようと思い立って、今までまったく運動習慣のなかった人がいきなりフルマラソンに挑戦するような無謀なことを始めると、途中で挫折してしまう可能性が高いです。
運動量も初めは物足りないかなと思うくらい、少なめに。ほんの5分、10分の積み重ねが運動習慣を定着させるのです。
また完璧主義にならず、どうしても運動の時間が取れない日はお休みしてもOK。これを「三日と持たずにやめてしまった」「昨日は運動できなかった」と自分を責めてしまうと負のスパイラルに陥ってしまいます。
少しの運動を長く続けること、トータルでの運動量を考えるようにしましょう。目安としては1週間単位がわかりやすいと思いますが、長期出張や長期旅行などに出かけるときには1か月単位での運動量で考えるといいでしょう。
運動の記録をする、数字で「目に見える結果」をつくる
運動内容や体重、歩数などを毎日記録しましょう。
ご自身の頑張りを文字情報として可視化させることはモチベーションの維持にも繋がります。
また、運動を実施した日だけでなく、実施しなかった日の記録も行うことで習慣化の意識向上が期待できます。

仲間を見つける
一緒に運動に励む仲間がいることはモチベーションの向上に繋がります。
ジムに通って友達を作る、家族と一緒に筋トレするなど孤独ではない運動方法を探してみましょう。

自分へのごほうびを用意する
運動をすると決めた時に新しいスポーツウエアやシューズを購入すると、「せっかく買ったのだからやってみよう」という気持ちにさせてくれます。
また自分なりに運動習慣の計画を立て、1週間続けられたらなど期間を決めて、自分へのごほうびを用意しておくとやる気がかなりアップします! ごほうびのために運動することも、運動を始める段階では効果的な方法です。ごほうびが運動グッズだとさらに運動を続けたくなること間違いなしです。
あなたのライフスタイルや気に入った方法で、運動を習慣化させるための4つのコツをぜひ取り入れてみてください。楽しみながら運動をすることで心身ともに健康的な生活を送りましょう。
