体の冷えがとれにくく、何かと不調が起こりやすい冬。
そんな季節を元気に乗り越えるためのキーワードといえば、体を温め、冷えを改善する活動「温活(おんかつ)」。今回は、今日からはじめられる冷え対策=「温活」(おんかつ)を紹介します。
体の冷えは「万病のもと」とも考えられ、体温が低下すると、さまざまな体調不良が起こりやすくなるといわれています。冷えの原因は様々ですが、主な原因は3つ上げられます。
①自律神経の乱れ
②筋肉不足
③血行不良
「冷え」から身体を守る!手軽にできる温活のススメ
1、服装の工夫
温活のなかでも、衣類で調整するのが一番簡単な方法です。
もこもこのルームウェアは、見た目もかわいくて肌触りの良いものが多いので、暖かく過ごしたいときやリラックスしたいときにおすすめです。
もこもこ素材の腹巻やあったかパンツなど、お腹周りを暖めるアイテムもあります。
また、「3つの首」と呼ばれる首や手首、足首をマフラーや手袋、レッグウォーマーなどで重点的に保温することも大切。
2、体を温める食品をとる
体温を保つためには、内側からも温かさを取り入れることも大事。
体温より少し温度の高い白湯や、生姜湯、紅茶・ほうじ茶などの発酵茶がおすすめ。
食べ物では、身体を温めてくれる冬野菜(根菜類)や肉魚、発酵食品(納豆・キムチ)などを積極的に取り入れましょう。
反対にきゅうりやレタス、トマトなどの水分の多い食材は身体を冷やす作用があるため、摂り過ぎには注意してください。
3、お風呂に入る
体をしっかり温めるにはシャワーだけでは温まりません。湯船に浸かることは最も効果的な温活です。
お湯の温度で身体が温まるだけでなく、下半身に溜まった血液やリンパが水圧で心臓へ戻りやすくなるため、血流が良くなります。
お湯は38~40℃程度のじんわり汗をかくくらいの温度で、15~20分ほどゆっくり浸かるのが効果的です。
身体が温まってリラックスできるため、冷えてなかなか寝付けない方にもおすすめです。
4、適度な運動
筋肉が少ないと、体温や基礎代謝が下がります。身体を温めるためには、適度な運動を習慣づけて、筋肉量を増やすことが重要です。
適度な運動は血液の循環を促進し、体温を一定に保つのに役立ちます。特に有酸素運動やウォーキング、ヨガなどは冷え対策に適しています。
5、十分な睡眠の確保
睡眠不足は体温調節に影響を与えることがあります。睡眠不足が続くと、自律神経が乱れ血行が悪くなり、身体が冷えてしまうため、十分な睡眠時間を確保することが冷え対策にもつながります。
良質な睡眠を心掛け、寝具や寝室の温度も快適なものに調整することで、身体がしっかりと温まりやすくなります。
まとめ
温活をすることによって自分の体の温度調節機能力を高め、基礎体温を上げることができれば、免疫力が上がったり、体の柔軟性が保てたりと、風邪や怪我の予防に繋がります。寒さに負けず、基礎体温を上げる温活にあなたもチャレンジしてみてください。