夏の疲れを引きずらないように、秋は快適に過ごしたいもの。
気候が穏やかで過ごしやすいこの季節は、代謝が高まるため運動にも最適です。
そして野菜やくだもの、お米などさまざまな食材が旬を迎えますね。
太りやすくなる冬に向けて、秋の健康づくりのポイントを紹介します。
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秋は、涼しさと心地よい気候が重なり、運動を始めるのに最適な季節です。
夏の暑さが過ぎ、冬の寒さが訪れる前のこの時期は、体を動かすことで心身の健康を保つ大きなチャンスです。
日照時間が短くなることで気分が沈みがちになりますが、適度な運動はその改善にも役立ちます。
涼しい気候を活かしたアウトドア運動
秋の爽やかな空気は、屋外での運動に最適です。
散歩やジョギング、サイクリングなど、自然の中で行う運動は、体力の向上だけでなく、ストレス軽減にも効果があります。
特に、紅葉が美しい公園や山道を歩くハイキングは、景色を楽しみながら全身をバランスよく鍛えることができるのでおすすめです。
ポイント: 自然の中を歩くことで、日常のストレスから解放され、リフレッシュできます。

朝のエクササイズで一日をスタート
秋の朝は涼しく、運動を始めるには最適な時間帯です。
早朝に軽くジョギングをしたり、ヨガやストレッチを取り入れることで、体を目覚めさせ、エネルギッシュな一日を過ごすことができます。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、生活リズムも整いやすくなります。
室内での運動も取り入れて
天候が悪い日や外出が難しい場合でも、室内でできる運動を取り入れてみましょう。
ヨガやピラティス、ダンベルを使った筋トレ、体幹を鍛えるストレッチなど、自宅で簡単にできる運動はたくさんあります。
特に秋は日照時間が短くなり、家で過ごす時間が増えることも多いため、室内運動を習慣にするのに最適な時期です。

普段よりも歩幅を広げて歩きましょう
歩行は体内に酸素を取り込みながら体を動かす有酸素運動のひとつです。
内臓脂肪は有酸素運動によって燃焼しやすく、ウォーキングを継続的に行うことで糖質と脂肪を燃焼させてメタボを解消できます。
また、普段よりも歩幅を広げて速く歩けば、心拍数が上がって血液の循環が促進され、心肺機能が強化されます。そして血圧や血糖値、中性脂肪などの数値が下がるので動脈硬化のリスクも軽減できます。
これはすなわち、生活習慣病の予防にもウォーキングは有効であるということです。長時間連続して行わなくても、例えば「1回10分の速歩きを2回」といったやり方でも効果があります。通勤、外出、買い物など意識して歩きましょう。
水分、エネルギー補給も忘れずに、こまめに摂りましょう
水分とエネルギーの消費が過剰になり、不足すると脱水症や筋痙攣を起こしやすくなります。
食前のウォーキングがダイエットに効果的である一方、空腹時の運動は、血糖値の急降下や運動能力の低下につながることもあります。
早朝の起き抜けは特に、脱水になりやすく、突然死を招く危険もあります。
スポーツ飲料などの水分摂取のほか、バナナやヨーグルトなどの食品を摂ってから運動を行うようにしましょう。
バナナやヨーグルトは吸収が早く、運動時の栄養補給に最適です。

大切なのは、継続すること
運動習慣を持つにあたって最も重要なのは、”継続すること”です。
はじめから無理をする必要はありません。歩く時間や距離は徐々に長くしていけばいいのです。
翌日に疲労感や筋肉痛を感じない程度が目安です。
もし、疲れや痛みを感じる場合は一日休んでもいいでしょう。自分のペースで続けていきましょう。
心地よい秋風を感じながらのウォーキングはとても気持ちが良いものです。
今回紹介した運動のポイントを意識して、手軽で効果の高い運動習慣を取り入れてみましょう!







