ウォーミングアップとは「運動によるケガの防止や、主運動を行うための身体の準備、
その運動に対する能力を最大に発揮できる状態をつくること」を目的に行う、運動前の準備運動のことです。
「なぜウォーミングアップをするのか?」。この意味を身近なことと紐づければ納得いただけると思います。
冬の朝、車のエンジンがかかりくいといった経験をしたことがあるのではないでしょうか? その時は暖機運転でエンジンオイルを温めてから、車を動かしますよね。車の準備が整わず、いきなり走らせてしまうとエンジンなどに負担がかかり、思わぬ故障をひき起こします。
人の身体も車と同じように、休んでいる状態(安静時)から急に全力で動けるようにはできていません。筋肉を温め、神経系を目覚めさせ、心拍数や呼吸を徐々に上げることで、身体は自然に「運動モード」に切り替わります。ウォーミングアップは、まさに「始動のための準備」であり、「身体のスイッチ」なのです。

ウォーミングアップの科学的効果
1. 筋肉と関節の柔軟性向上
運動前にウォーミングアップを行うことで、筋肉が温まり、柔軟性が向上します。これにより、関節の可動域が広がり、スムーズな動きが可能になります。
2. 血流と酸素供給の促進
軽い運動を行うことで血流が促進され、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されるようになります。これにより、筋肉の働きが向上し、持久力の向上にもつながります。
3. 神経系の活性化
ウォーミングアップでは、脳と筋肉の神経伝達をスムーズにする効果もあります。特に動的ストレッチやジャンプ系の運動を取り入れることで、反応速度が向上し、運動パフォーマンスの向上が期待できます。
4. 怪我の予防
冷えた状態の筋肉や関節に突然負荷をかけると、筋肉の損傷や捻挫、肉離れなどのリスクが高まります。ウォーミングアップをしっかり行うことで、怪我のリスクを軽減できます。
5. 精神的な準備
ウォーミングアップは身体的な準備だけでなく、精神的な準備にも役立ちます。リズムよく体を動かすことで集中力が高まり、試合やトレーニングに向けたモチベーションを整えることができます。

一般的ウォーミングアップの方法
1.両腕を伸ばして前後に回す
1.両腕を伸ばして前後に回す

2.肩のストレッチング

3、両腕を組んで、体を伸ばす

4、アキレス腱とふくらはぎを伸ばす
足を前後に開いて、後ろのアキレス腱とふくらはぎを伸ばしましょう。(左右)
太腿(膝)に両手を置いて、頭から踵までが一直線になるようにしましょう。

5、トランクローテーション
両手を広げ上半身を捻りながらつま先をタッチします。左右を入れ替え、3回ずつ行います。

6、フォワード・アンド・サイドランジ
立った状態から、片足を一歩前に踏み出し、90度の角度にランジ姿勢をとります。もう片方の足で同じ動作を行います。
これは股関節やひざ関節の筋をのばしつつ、大腿部の筋肉を鍛える効果があります。


